年末に「約１ヶ月使用して」の使用レポートを書いて2週間ですが、引き続き快適に利用できています。
最近はネット検索するとChromebookに関するレビューもそこそこ上がってきています。（まだ数は少ないですが）
ほとんどは「初物好き」の方達のレビューなのですが、中には今使っているPCの不具合から乗り換えされた方のレビューもヒットしてきました。
僕の周りではまだChromebookを所有されている方は見られないのですが、興味を持っていろいろ尋ねられる場面は新年からいくつか有りましたので、少し書いていきたいと思います。
まったくChromebookの事を知らない人は何の反応もありません。（当たり前ですよね）まぁ普通のノートPCと思っているんでしょうね。
でもちょっと興味のある方は天板の「Chromeマーク」に反応されます。
聞かれる内容で多いのは
1.使えるソフトに関する事
2.動作に関する事
3.価格や入手に関する事
になります。どれもネットで検索すれば出てくるかとは思いますが、実際に使っている人の意見を聞きたいようです。
特に今使っているPCから変えようかと考えている方は1の「使えるソフト」は重要みたいです。（当然ですよね）実際この点で購入を躊躇されている方は多いように思います。
Chromebookの使用での大前提として「
ソフトのインストールは出来ない」というのを頭に置いておいてください。全てはブラウザ（Chrome）を使わないと出来ないと思ってもらえればだいたい間違いないかと思います。
この点は実際に使ってみないとイメージし難いのですが、多くの方が使用されるであろう「Microsoft Office」に関してはオンライン版があるのでそれを使えば特に問題ないかと思います。「
Microsoft Office オンライン」
「
クラウドって何なの？」
これも良く聞かれます。特に意識していなくても実際には利用しているのですが、改めて「Chromebookはクラウド使用が前提」とか言われると戸惑う方も多いようです。
Chromebookはgoogleアカウントが無いと初期設定もできません。なのでメールも必然的にG-mailを利用することになります。（G-mailには他のメールアカウントの設定も可能です）
そもそもChromebookは「パソコン本体にデータを保存する」と言う使い方はしない設計になっているので、データはどこに置くかと言うと「Googleドライブ」のオンラインストレージに保存される仕様になっています。（「Dropbox」やその他のサービスの利用も可能です）
これらのサービスを利用しているなら既に
クラウドサービスを利用しているのでそのままの感じでChromebookは使えるかと思います。
まだの方は一度Chromeブラウザでこれらのサービスを利用してどんな感じか試されてはどうでしょうか。
Chromebookで少し戸惑うのは「印刷（プリントアウト）」です。
Windowsやmacのパソコンならそのまま印刷できるのですが、Chromebookはドライバー自体がインストールできないのでそのままでは印刷ができないんです。クラウドプリント対応のプリンタでないとそのまま出力できません。データを一旦他のプリントアウトできるパソコンに移して印刷することになります。これはちょっと不便ですよね。
僕は「
Google クラウド プリント コネクタ」で家のパソコン経由で印刷が出来るように設定しているので、実用上は特に問題はないです。
コンビニなどのネットプリントも使えるのですが、頻繁に印刷をしないといけない方には要チェックのポイントかもしれません。
その他でデメリットになると思われるのは、クリエイティブ系の作業（映像・画像・音楽その他）を主にされる方が現在利用されているパソコンにインストールして使うソフトが使えなくなる点かと思います。
でも、それらの作業をされる方がChromebookをメインで使うとは考え難いのでそれほどデメリットではないかと思います。
Chromebookにインストール済みアプリは「
Chromebook のアプリを探す」に一覧がありますが、これだけでも普通にパソコンを使用できるかと思います。
もう少し画像編集したいなら「Chrome ウェブストア」でアプリを探せば、「画像加工・映像作成・音楽編集」などいろいろ使えるものも沢山ありますので、それほど不便はないかと思います。
実際の動作については、もうあちこちでメリットとしてあがっていると思いますが、
一言で「
高速起動・サクサク動作」（二言ですけど）です。
表示がウェブブラウザ経由なので通信回線の速度に依存することが前提ですが、ほんとうに動作が軽いです。スペック的には低スペックパソコンなのですが、バックグラウンドで動作するものがほぼ無いので軽快に使えます。Windowsは裏で動作しているものが多いので、パソコンのスペックが低いと実際の操作に影響しますがそんなことはChromebookでは起こりません。
「Dell Chromebook 11」はシャットダウンから起動は数秒なのでスリープ解除の感覚です。僕はシャットダウンすることは稀でスリープで持ち歩いていますが、バッテリーの持ちも良いです。
キーボード操作もChromebook特有のショートカットはありますが、「Dell Chromebook 11」に関して言えば、それほど違和感なく使えています。ちゃんとショートカットもあるので通常に使う分にはすぐに慣れるかと思います。
昨年11月に
日本正規品が発売開始されているので入手に関しては、「
Google Chromebook」から購入できます。
最初は11インチだけだったので選択肢が少なく選ぶのは簡単だったのですが、13インチも増えて選択肢が徐々に増えていますのでこれからChromebookを購入される方はどれにするか悩むのではないでしょうか。
価格帯も3万前後から4万前後ぐらいまでなのですが、海外での同等機種の価格から比べると少し割高な感じです。低価格が１つのセールスポイントのChromebookなのですが、その点は少し不満が残るところですね。
それでも十分「低価格パソコン」の部類に入るので、実際の満足度から言えば
コストパフォーマンスが高い商品であることは間違いないと思います。
自分の使用環境に合致するなら購入するメリットの方が多い製品だと思います。
僕的には昨年購入した商品の満足度ではNexus6と同等の一押しがChromebookとなります。
| Google Chromecast ( クロームキャスト ) Wi-Fi経由 テレビ接続 ストリーミング / HDMI / 802.11b/g/n / 1080p ) GA3A00035A16 |
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